私たち夫婦が農業で独立してから
4年目となった今年ですが、
親から受け継いだ畑をがんばろうと意気込んだ一年目、
2019年の台風19号で
大事なぶどうの樹が千曲川の氾濫で流されてしまいました。
ぶどうの樹は、根を浅く広げる性質のため
水圧に負けてしまったんですね。
それで、
急遽募らせていただいた支援金。
たくさんの応援で助けていただきました。
折れそうな心を支えていただきました。
翌春、
あらたに畑を用意でき、
新しいぶどうの苗を植えて
今年で3年目となりました。
3年目になると、
ぶどうの房の赤ちゃんが
たくさんつくようになります。
このつぶつぶ一つ一つが
ぶどうの粒一つ一つになっていきます。
しかしっ!!!
今年はこのミニミニぶどうちゃん達は
全て落としますっ!(゚´Д`゚)
今年実を採ってしまうと、
まだまだ樹の土台がしっかりせず、
弱い樹になってしまいます。
この先長い目で見たときに、おいしい実がなりません。
たーくさんなっていますが
ごめん!!!
実は落として
葉の光合成で樹を太く伸ばしていきます。
まずは、足元が大切。
足場を固めるのです。
急がずに、一歩一歩。
この「待つ期間」が重要なのです。
一部分を見ると得ていないよう見えて
全体を見ると実はその方がよかったりする。
樹に教えてもらってます。
ご支援応援いただき、
本当に感謝しています。
もう少しお待ちくださいませ。
一年一年大きくなる楽しみを
一緒に感じてくださってありがとうございます^^