2024.03.12
先日畑仕事をしていて
除草剤についてふと感じたことがあったので
書き記します。
当園では除草剤は使いません。
これはどの畑にも共通して使っていません。
私は、除草剤を使いたくありません。
自分たちの足を動かして
自分たちが動くことで
草をとったり
機会を動かして草刈りをしています。
でも
地域のおじいちゃんを見ていると
もう歩くのも大変そうにしながら
草を抑えるのに除草剤を使います。
自分の畑の後継者がいなくて
若い担い手がなく
畑の管理をする人がその方しかいない。
でも
畑を荒らしておくと
近所の方から迷惑がられてしまうので
畑の草を放置しないように手入れする。
あと継ぎ候補の子ども世代は
農業は稼げないからやらない。
だから
暑い中やっとやっとで畑を続けているし
手間を少しでも抑えるために
除草剤を使うことになる。
誰も悪くないし
悪くしようとしている人は誰もいない。
だからって
除草剤がいいわけではない。
ただ単に
『除草剤は危険』
『除草剤をつかったものはよくない』
などというのではなく
『除草剤を使うのが悪い』と
一言で終わらない問題や課題が
あると思うのです。
もっと大きな視点で変えていこうとしなければ
ただ目の前の現象を変えようとするだけでは
変わらないなと
思うのです。
人間のあらゆる揺れや迷いを
自然界はだいたいに中和してくれるから
本当に感謝だな~と思う今日。
でもやっぱり
私たちのできることで変えていくことは
必要ですね!!!