信州やまざき農園の
「いま」をお届け

私たちは個を大事にします

プルーンの熟しが不思議なことになっています。

 

7月から収穫を始める

アーリーリバーとサンタス。

今年の長雨の中、

例年よりも早く

そしてあっという間に熟して、

7月中には収穫が終了しました。

 

しかし、次の種のくらしまはまだ収穫できず。

こんなこと、初めて。

 

前の種と次の種が

一ヶ月もあくなんて、

ないっないっっ!!!

 

 

そのことを、

夫婦で話したんです。

 

通称T氏、私の旦那さんです。

(書いているのは農園、妻ですよ。)

 

 

 

私「くらしま、今年どんなかな~

おいしくなかったら、どうしよう~。。。」

 

T「まぁ、お客さんには美味しいものを届けたい。

けど、その味が、今年の味なんだよ。

出来不出来も含めて、それが今年の味だよ。」

 

 

そっそうだねー!

 

大事な事を思い出しました。

 

 

私たちがどうして贈答に力を入れたいと思ったのか。

 

 

大切な事を思い出した。

 

JAや市場などに出荷だと、

どうしても規格を揃えることを求められます。

 

 

それが、大量に裁くためには必要な事と、

私たちも受け入れています。

 

ただ、

生産者として、

作物の個性を大事にしたいというのも

 

ホンネなのです。

 

 

大きく育ったものは、

大きいのが喜ばれる場所に。

 

 

形が不揃いでも、

それを喜んで食べて下さる方は

たくさんいます。

 

はねだしも大事。

はねだしって、わかりますか?

方言らしいので説明すると、

商品にならないような型落ち品てこと。

 

今まで、農家の自家消費で、

大量に余り困っていたのを、

 

小さなカフェを経営されている方に買っていただいたり、

乾燥してドライ商品に生まれ変わらせたり。

 

 

個を大事に。

 

自然のままをお客様に知っていただき。

 

味の違いも楽しんでいただく。

 

 

 

そんな風にお客様も一緒に

その年を楽しんでいただければ、嬉しいなぁと、

農家のワガママです。。。

 

この熟し加減の

その年それぞれの違いも

実が熟していく時間も

 

一緒に楽しんでくださるお客様に

囲まれて

 

本当に幸せいっぱいです。

毎日T氏が、

プルーンの樹に水やりをしています。

 

 

もうちょっとで、

甘さ

のるヨ!

 

 

お客様の「うっまっっ!!!」

のお声をイメージしながら

 

むふふともう少し待つことに

いたします^^

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